忍者ブログ

お茶のこ彩々

少女系アニメ・漫画同人活動「お茶のこ彩々」のブログです

ひろプリ・キューティーハニーFES

紋まし最終回

紋ましは、今まで設定が上滑りし続けていたひろプリで、
別作品のような秀逸エピソード群になりましたね。

とりあえずこの紋ましシリーズがあるだけで、
見どころがあったということにはなりそう。


やっぱりKENNさんの声がいい^^
バッタの捻くれ具合とピュアさの渾然一体がうまく表現されています。
初出のサイコパスの印象がここまで好転したのは、声優さんの力も大きいのでは。

今までいい子過ぎだった印象のましろも、
感情が大きく動いていて魅力的でした。作画も◎



大泣きしたのは騙されたことと絵本を踏みにじられたことに対してというより、
差し伸べた手を受け入れられなかったことに対してなんでしょうね。


自分の中にある輝きを信じて、大人にこそ刺さると思います。


自分の評価は自分で決める」もそうですね。
「自分の道は自分で決める」という20年前(!)の十兵衛ちゃん2のテーマがありましたが
その言葉よりも、より現実の心理に即していると思います。
アニメが扱うテーマが20年前より大人向けになっているということかなと。


既存のシリーズでは、作家志望の子は自分のプリキュアとしての冒険全般を
創作ネタにするという手法を取っていたと思いますが
今回は敵との一対一のかかわりで人生観を変えた経験という切り口になり、
今までと一線を画していたと思います。

今回は細かい突っ込みどころも気にならない出来だったと思います^^



タイムスリップ回

前回と悪い意味で出来のギャップがありました。
カイゼリンのダサさにジュエペ1期のハーブ団を思い出していたところ、
ツバあげ放置でタイムスリップ、
しかもそのことを誰も気にせず話が進んでいったのに唖然です。



ツバあげに鳥の声を担当させてごまかせているとでも思うのでしょうか。

今回シリーズ構成の方の脚本だったそうで、今期の体たらくぶりが反映されていますね。
だから基本2人+追加エルちゃんにすればよかったのにと思います。
男子と大人は来期以降に導入すればよかったのに。まあそれはPさんの責任でもありますね。
ツバあげは大したフォローもなく、クルニクルンとかを使った記憶共有で済ませそうな勢い。

300年前と暦556年を足して2023年から引くと、スカイランド元年は1167年なんですね。
実際には何があったかというと、平清盛が太政大臣になった年だそうで。
昨年の鎌倉殿のおかげで、その時代のイメージも結構しやすいかも。
世界史的にはそれほど事件はなさそうでした。

300年前程度の王家の話が文書に明確に残らず神話化されているのも違和感。
スカイランドの文明レベルは変わっていないようですし、残せたはずでは。



タイムスリップ回その2

ツバあげはやはり人数を減らすためだけに過去に行けなかったようですね。
プニバード族が出てきましたが、構成がしっかりしていればここで
変身能力と引き換えに飛べなくなった話からの、自力で飛べる方法解明も一緒にできたのでは。

デパ過去回は1回で済ませたのに、内容薄いわりに尺使ってますね。
4人+妖精+マリちゃんの大所帯で過去に行ったし、
現代に残ったブラぺも活躍してましたね。


ツバあげと3人の間に不自然に生えている草が今期の薄さと計画性のなさを表しています。
ツバあげ置いてけぼりのまま3人で勝手に盛り上がって技強化するし。
せめて先にクルニクルン光らせるなどで記憶共有したほうがよかったのでは…



キューティーハニーFES

配信をアーカイブで見ました。
当日は遠征中ですっかり忘れていましたが、しばらく経っても見られるのは助かります。
前半は永井豪さんと佐藤江梨子さんの対談映像と、
新・F・LIVEの主演さん3名と進行さん2名でトーク。
永井さんは懐の広い方なんだなあと思いました。

後半はF(フラッシュ)特集。「FES」=「F」メインと言うことなんですね。


七変化で推しのエスコートハニーを描いてみました^^当時シャギーヘアが流行ってましたね。

佐々木監督とシリーズ構成の山口さんがいらっしゃったのが
ファン的にすごくよかったと思いました。
声優さん目線だと、役者なだけにやはりファンの目線とは違うところがあるんですが、
すべてを統括しているスタッフの方だと、
よりファンが知りたい製作時のお話を聞けた感じです。

中でも感心したのは、基本一人で戦うハニーのFでの扱いについて。
3部構成の最終章では、周りの青児さんやなっちゃんなど
一人一人がヒーローに頼らず立ち上がっていくさまを表現したい
という監督の想いがあったそうです。
現実に混乱と矛盾が表立って出てきている今の時代、
25年前より必要とされていることではないかなと思います。

主演の永野さんは孤独な戦いでひたすらつらかったーとおっしゃっていましたが
(当時若かったというのもあるかもですが)
見ているほうはそうでもなく、支えてくれるキャラが増えた3部はすごく楽しめましたよ^^
(私も学生でしたけどね)
監督の意図していることがなんとなくですが伝わっていたと思います。
演者さんは自分の事として見るから生まれるギャップなんでしょうかね。

当初ハニーは最終的に戻ってこないエンドが想定されていたのは意外でした。
修正されてよかったです。
山口さんが聖羅も子供として戻ってくる提案をされたそうで、
現場がうまくかみ合ったからこその神作品なんですね。

監督も3部はノリノリで作っていたということで、
それが作品の面白さにも反映されていたと思います。
もちろん1,2部の重さがあってこそ3部のラブコメ要素が生きるんですよね^^
なおかつ戦いの縦軸もすっかり進めているのが素晴らしい。
このレベルの女児アニはもう作れないんでしょうね…予算的にも制約的にも。
予算が一番の問題なんでしょうかね。
ジュエペは中国系のアニメと同時上映で、番外編の新規映像化がありましたが。

監督さんたちがお元気なうちに番外編が実現するといいですね。
今の映像技術の画で、Fを見てみたい。
(04年DVDのしもがささんジャケ絵で十分きれいでしたけど)



↓にほんブログ村へのリンク・よろしければクリックお願いします
にほんブログ村 アニメブログへ にほんブログ村 アニメブログ アイカツ!へ にほんブログ村 アニメブログ プリキュアへ にほんブログ村 アニメブログ 少女アニメへ

WEB拍手はこちら

PVアクセスランキング にほんブログ村

拍手

PR

コメント

プロフィール

HN:
さいおん南
性別:
女性
趣味:
アニメ鑑賞、イラスト制作等
自己紹介:
アニメは女児アニ志向。イラストは気が向いたときにツイにあげています。
フィギュアスケート観戦
日本の古代史・縄文文化考察と神社参拝も

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

ブログ内検索

フリーエリア

PVアクセスランキング にほんブログ村

アクセス解析