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お茶のこ彩々

少女系アニメ・漫画同人活動「お茶のこ彩々」のブログです

はいからさんが通る 後編~花の東京大ロマン~

公開一週間くらいで行きました。ギャグの切れ味は前編の方がよかった印象です。観客も前編の方が笑いどころにウケていたかな。
後編のギャグは「冗談はよし子さん」くらいですしね…
ギャグ担当のつめ子さんや牢名主さんをほぼカットしていたからかな。
蘭丸も結構カットされていましたけど前編で活躍しているから良しとして、紅緒と少尉は終始思い悩んでいるパートになってしまったかなあ~、
でもこの尺で納めるためには仕方ないですかね。少尉が記憶を思い出す過程や冬星と婚約する流れも早足にならざるを得ないというか。

やっぱり収監をカットして薄まったところはありますね…あと20分尺があればできたかなあ。
紅緒を救うために忍がミハイロフ公爵から少尉としての自分を取り戻したターニングポイントですし。
方法は違っても紅緒を助けようとする冬星とのコントラストが浮き彫りになったり…
(こういうパターンはナージャでもあったなーと思います。後世の作品への影響大きいですよね)
冗談社の仕事内容の掘り下げにもなりますしね。

そんな中、鬼島×環のラブコメ要素が花を添えてました!鬼島ってこんなに良キャラだったんだなあと再認識です。
自分は学生のころ文庫で読んだのが最初で、その頃はストレートに紅緒少尉中心に見ていたのですが、年齢を重ねるとサブのカップリングにも結構目が行くものですね^^
鬼島が紅緒に最初惚れていたところをカットしてあったのが個人的に良かったです。ハーレム物でも全員主人公に惚れていなくてもいいなと思う方なので。
その方が少尉との主従関係も際立ちますしね。

地震のパートが東北の大震災、そのほかの大きな地震や他の災害も多い現在とリンクするように作ってありましたね。教会が崩れるところはなかなか迫力がありました。
原作で冬星が教会前から一旦退場するところはちょっとあっさりしていると思っていたので、裏口から回っていたというアレンジは良かったです。

しかし前編より作画まずかったですかね…同行者も言っていましたが、やはり大スクリーン用の劇場版としては粗さが目立ちました。
エンドロールのシーン抜粋の前編部分がやたらきれいに見えるのがちょっと残念。
ラリサの髪の縦ロールの上のクルクル部分(名称なんて言うんでしょうね)の処理が不安定だったのが気になりました。
ですがラリサのカラーリングは的確だったかと思います。瞳の色がターコイズなのが◎。環のルージュも美人感はなかなか出ていたかと。
ラリサの死に方は、ご時世的に穏やかなものに変更したのかなと思います。
個人的には原作版は70年代作品の壮絶さが出ているので、こちらにも良さがあると思います。

新しい映像で最後まで見ることができたのがファンとして嬉しいです。
そしてはいからさんの面白さの普遍性、原作を見たことがない方々にも伝わるといいなと思いますね。

線画のみになってしまいましたが、とりあえずおにたまカップルをあげておきます。

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さいおん南
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女性
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アニメ鑑賞、イラスト制作等
自己紹介:
アニメは女児アニ志向。イラストは気が向いたときにツイにあげています。
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日本の古代史・縄文文化考察と神社参拝も

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