
ヒーリンぐっどのラストはビョーゲンズの扱いに賛否両論、という感じになりましたね。ダルのどぬいぐるみは、ちょっと売る側がミスリードさせたよなーと私も思います。
自分もカプ厨なとこあるので、途中まではのどかダルイゼンにちょっと期待はしてたんですが。
最終段階でダルイゼンがかくまってくれ、と頼んだところからのどかが引いて次回に続いたとき、今までのプリキュアの傾向では、かくまってあげるのがいいのかなと一瞬思いましたけど。
ネットで『ダルイゼン側は、自分が生きるために寄生し、世界を自分の暮らしやすいように改造しているだけだ』と擁護する意見を見て、待てよと思ったわけですね。
敵の要求を受け入れて、自分の世界が悪い方向になり、めちゃくちゃになってしまってもいいのか?それが本当に良いことなのか。
折り合えるところがあれば、物語的には理想的かもしれないが、やはり自分の守るべきところ、譲れないポイントを持つのは大事。
その判断をしっかりしたのが今回ののどかとラビリンだったわけで。
私的には英断だったと思います。
そして、『人間が地球を蝕んでいる』とヒーリングアニマルから指摘され、ラストは自分たちのできることを考えていこうという締めになりました。
これについても一般的には環境問題へのとりくみっぽいことを連想すると思うんですが、これからは、もっと深く考えてみることを求められているのかもしれません。
今表面で行われている環境運動がビジネスに過ぎず、自分たち一般市民が必要のない負担を強いられている。という事実はこの1年ほど自分から情報を取りに行くようになって分かりました。
本当は環境問題をもっと根本的に解決できる高度なテクノロジーがあるのに、それが既存の利権(石油・電力会社等)を守るために故意に採用されていないとしたら…。
単純に「エコ」だからと言って、100年前の便利と言い難い生活に回帰するわけにはいかないはず。それをテクノロジーで解決できて人間も動物もより快適になれたら、理想ですよね。
テアティーヌが粛清するべきなのは、人間の中のどんな考え、勢力なのか。もっと一人一人が次元を上げて考えていくことを自分は連想しました。
また、ヒープリは生命の起源を日本だとほのめかす感じで、アースを古代人の生まれ変わりとしているのにはちょっと独自なメッセージ性を感じます。
普通にプリキュアの舞台が日本だから、というだけでなく今期はより明確な感じがしますね。
キュアアースの前世について、縄文時代っぽい背景。水田あるから弥生時代とは限りませんよ^^
これも表ではあまり言われていない話ですが、人間の始祖は日本から始まっているという説があります。縄文時代は表で教えられているよりももっと高度な文明だったり、富士に王朝があったという話も。
history=his story:歴史に選択されているのは、勝者の物語。今正史とされている歴史と内容が全く違う古文書が存在する。しかしそれらは公式に認められていない。誰が何のために取捨選択しているのか?いろいろな情報にあたるとすべてがつながってきます。
因みに学生時代は暗記得意だったということで(そんな理由)歴史を専攻したんですが、あまり興味を持てなかった感じで。当時若かったせいもありますが、表に出ている「歴史」に違和感を感じていたというのもあったのかも、と今は思っていたり。
また、ビョーゲンキングが進化での淘汰について言及していましたが、進化論自体に疑問が多いことも近年は有名になってきた話で、ダーウィン自身も間違いだと言っていたそうです。
最新の研究だと、現在の生物種の9割は20万年前に突然出現したものであり、それ以前の生物と遺伝的つながりがないとのこと。
人間は本当はどうやって誕生したのか?多くの日本人にはファンタジーと思われている、旧約聖書(アダムとイブ・ノアの箱舟・モーセの十戒)等にヒントがあるとも言われています。
現在、表で展開されている「科学」でわかっていることは、この世界のごくわずかな部分に過ぎない(宇宙を占める物質やエネルギーの95%は未解明)「科学」の限界を考えると、ファンタジーと思っていることが現実にある可能性は、むしろ高いんですよね。
次回からの
トロプリは海がテーマで人魚も出てくるということで、海底王国=アトランティスやムー大陸にさりげなく切り込んでくるのかな…などとそっち方面でもちょっと楽しみにしております。
ちなみにアトランティスは暴力を好み、ムーは調和を好むとのこと。
長々と書いておりますが、あくまでも自分がこう思ったということなので、制作側に裏の意図は別にないのかもですけどね。ただアース関連はちょっと引っ掛かりますけど。
エンタメ作品のメッセージは受け取る側によってかなり解釈が変わる、ということで。
☆ちなみに洋画ネタですが先日、15年ぶりくらいに「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」を見たらそのメッセージ性の濃さにびっくりしました…。